滑り抵抗値 BPN40 を始めてクリアしたグレーチング「Dグリップ」の販売を始めました。
独自開発の表面加工技術で、従来品の「イボイボ」の持つ防滑性をさらに向上させることが出来ました。
自転車の転倒防止や車のスリップ抑制等安全な道路環境実現を目指しております。
ノンスプリップ型グレーチングは、主部材の表面に突起を設け、靴底やタイヤ等との摩擦を増やすことで
滑り止め機能を持たせた製品のことを言います。日本では広く普及しております。
しかし、昨今ロードバイクなどに載る人口も増え、転倒事故が増加し、問題になっていることから
スリップ防止効果の向上を目指し、開発に至りました。
今までは材料メーカーからノンスプリップ加工済みの部材供給を受けておりましたが
主部材表面の突起加工を内製化することで、防滑性向上に成功しました。
開発の際にはアスファルトやコンクリートの滑りにくさの目安となる「BPN値」に注目しました。
NEXCO様も採用している数値で、英国で開発された滑り抵抗試験機(ポータブル・スキッド・レジスタンス・テスター)を使って測定します。
BPN値が大きいほど滑りにくく、従来「イボイボ」ではBPN35程度であった数値を「Dグリップ」ではBPN40程度まで引き上げることに成功しました。
BPN値40は、コンクリートやタイルの路面と遜色ないレベルの数字になります。